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電気で、松枯れから「松」を護る。
日本、韓国、中国の各地で、松枯れ被害が広がっています。主原因は、松枯れメカニズムの総称で「松くい虫」と呼ばれている「マツ材線虫病」による松枯れです。
薬剤を使用せず、環境にやさしい予防法で「松枯れから松を護ろう」と市民レベルでの活動を続けているのが、兵庫県姫路市に事務局を置く、環境保護ボランティア団体「松枯れ予防ネットワーク」(代表:宗實久義)です。団体発足初期は、日本の名所、旧跡等の「いわれのある松、松林」を対象にして活動をしていましたが、現在は、大切にして後世に残したいと「思い入れのある松」であれば、個人邸の松、寺院の松、公園の松から天然記念物の松まで、幅広く対応しており、活動地域も、日本から韓国まで広がっています。
「松枯れ予防ネットワーク」は、2003年1月に、世界文化遺産「姫路城」西御屋敷庭園「好古園」のアカマツに、電気による松枯れ予防装置「松護郎」をボランティア11人の皆さんで設置したのが活動のスタートです。以来、環境にやさしい予防法として、電気によるマツノザイセンチュウ抑制、樹木クリーニングによる樹勢回復、菌根菌の接種による樹勢回復、抵抗性松の植樹等を推奨、自らも研究、開発し、日本各地で実施しています。2004年には、韓国釜山のアカマツ調査、2005年は、釜山で「電気による松枯れ予防装置」を設置しました。
樹木の病害虫対策としては、薬剤の散布や注入などが一般的ですが、環境への悪影響なども指摘されています。電気による松枯れ予防装置は、「カミナリが落ちた松だけが、松くい虫の被害を受けずに助かった」をヒントに、マツノザイセンチュウが電気に弱いことを九州電力、九州大学等が立証し、環境にやさしい予防装置として、開発、製品化されました。「樹木クリーニング」は、地球規模での環境の変化、公害等の影響を受けて樹勢の弱った樹木の樹勢回復法として当団体が開発、薬剤を使用しない「環境にやさしい工法」が脚光をあびています。
国内、国外、「松」を通して、多くの人との出会いがあり、交流があります。「人と人とのつながりを大切に」これからも活動して参ります。
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静かに松を護る「松護郎」

クリーニング処置前

クリーニング処置後
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