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環境教育 アマゾンアドベンチャーチーム

韓国全土 ミュージカル『ロビンソン』のアマゾンアドベンチャーチームが熱情のメッセージを伝える公演を控えた4月14日、『ロビンソン』アマゾンアドベンチャー練習室を訪ねた。こじんまりとした練習室では、舞台衣装を身につけた俳優たちと演出陣が練習に没頭していた。

 このミュージカルでは多様なキャラクターの俳優が登場する。特に対照的な人物が主人公ロビンソンとインディオ少年ミクナイマ。

ロビンソン:ロビンソンは科学理論と常識にたけています。うそ偽りのない新入生の姿を見せています。初めは自然の大切さを知りませんでしたが、アマゾンの冒険を通して徐々に実感していきます。彼のそんなところは自分とよく似ていますね。ロビンソン役を演じながら自分自身ずいぶん変わりました。生活が環境的になったんです。

ミクナイマ: そうですね。スタッフもいつからかゴミの分別に気を使うようになったし、タバコを吸う人も少なくなりました。生活の中の環境実践こそ環境を守る第一歩と言えるでしょう。私の役は、文明とはかけ離れたインディオ少年だったので、自然の理致を伝えたかったんです。山火事が起きて環境が破壊されてもその大切さを知ることはできなかったでしょう。酸素がいかに大切であるかということを普段感じることができないのと同じことです。自然の大切さをもう一度考えてくれたらと思います。

 2人はこの役を引き受けたとき、非常に漠然とした思いにかられていた。まず環境という主題を扱う劇を消化しなければならず、焦点をどこにおいたらいいのか簡単に決断を下すことができなかったからである。

 しかし、練習課程で俳優たちはそれぞれが与えられた役にどんどん入りこんでいった。生命の洞窟を探すロビンソンと彼の友人が、大地の神をして悟ることと悔やむことを得たように、2人の俳優も得たものがある。生活の中で変化した点も多い。ひとつの作品が俳優たちの生活まで変えたのである。

 2人は、今回のミュージカルが、私たちの身近な環境保護がどれほど重要で、生活レベルで実践することができる環境保護にはどんなものなどがあるかなどについて知ることのできる機会を提供することができればと強調した。

[インタビュー] ロビンソンの平凡な世界を夢見て
アドベンチャー総演出 ホ・フェジン氏

Q.今回のミュージカルを演出しながら一番強調したかった点は?

A.なによりも舞台を見ている間は観客のみなさんが「とても美しい」と感じてくれたらということです。天へと届かんばかりに鬱蒼と茂る熱帯雨林、その中でしっかりと暮らしていくアマゾンの女人部族。アマゾン原住民たちの生活を躍動的に表現するため、多くの太鼓と楽器を使って雰囲気を精一杯演出してみました。ミュージカル舞台を通じてアマゾンの巨大な自然を感じることができたらと思いました。

Q.環境劇が初めての試みですと、これまで演出してきた作品とは大分違う部分があると思うのですが?

A.はい、初めてです。以前は作品の中で環境というのはただのコンセプトだけだったんです。『ロビンソン』の場合も初めは企画的な意味合いが大きかったんですが、認識が大きく変わりました。私自身も演出する時に何かを見せるのではなく、ミュージカルを通して自分自身が作っていく自然の姿を発見したりもしました。

 私は最近紫外線クリームを塗って出かけるのが習慣になりました。何年か前までは想像も出来なかったことです。自動車排気ガスとオゾン層破壊で紫外線が強くなった事は考えず、人々はその紫外線を遮断する化粧品がどんなものが良くて、どんなものが悪いという事により多くの関心を持ちます。深刻な環境問題に対しては素通りしてしまうんですね。

 それだけではありません。子供達のための保護装置がないという事が問題にもされていません。未来の子供達に、環境が汚染され、破壊されているという事実を話さなければならないのは胸が痛みます。『ロビンソン』ミュージカルのおかげで、環境に対する考えが非常に変わりました。今や生後100日を過ぎたばかりの自分の子供の事を真っ先に考えるようになりましたね。

Q.最後に公演に来てくれた一般の人々に一言お願いします。(どんな気持ちでこの公演を見に来てもらいたいか、等……)

A.ロビンソンが特別な英雄ではなく、私達の周りで普通に会うことの出来る貴女のような、平凡な人になって欲しいです。平凡な人も環境に対して大切さを早く感じられるということをわかってもらいたいんです。ロビンソンは、名門大学新入生でも、特別な特技を持っている人でもありません。誰でもできる、誰でもなれる人物です。心構えだけ持っていてはだめだと思うんです。発想の転換が必要です。

 ロビンソンは自分の信託を解約して決心します。韓国に行っても自然の大切に保護していこうと。環境運動は運動家や英雄がすることではありません。貴女と私が関心を持つ事でどんな問題も解決していけるのです。

 アマゾンは私達が必ず守らなければならない自然です。さらにアマゾンの現実は、私達が住んでいる大韓民国の、ここソウルの、そして皆さんが住んでいるそれぞれの地域の環境を代弁してもいるのです。アマゾンは我が国の状況とあまり変わりはありません。アマゾンの生命の洞窟のように我が国を命あるものが住み息づく自然を作っていく人達がまさに私達であると考えます。







記事執筆、翻訳
日付 2004-08-27
筆者 チョハン・ヘジン
団体名 アマゾンアドベンチャーチーム
URL http://www.kfem.or.kr/
TEL
FAX
E-MAIL hwanghi@kfem.or.kr
翻訳者 栗畑利枝

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